鉄筋工事とは
「鉄筋」とは、建物や橋梁(橋)などのコンクリートで覆われた施設の骨組みのことです。建造物の外からは見えませんが、土台となる、なくてはならないとても大切な部分です。
基本的な業務は鉄筋加工工場より搬入された材料(鉄筋)を、設計図に合わせて的確な場所に配置して、間違いなく高い精度で組み上げを行います。
現場により、組み上げの大きさ・長さ・太さなどは異なります。
組み上げ方が変われば、作業時間も異なりますが与えられた期間で施主が求める工法を遂行することが私たちの業務です。
当社ではこのような建造物を支えています!
- ・橋梁
- ・道路
- ・鉄道など
過去の施工実績は実績ページでご紹介しております。
ご質問やご相談はお気軽にお問い合わせください。
鉄筋工事の豆知識!「鉄筋」と「鉄骨」の違い
「鉄筋」とは、引っ張る力に対して強いという特徴を持った、太さ1cm以上の鉄の棒のことです。
建造物に鉄筋が入っていることで、木造より強度が高まります。
「鉄骨」とは、それだけで柱や梁に使える鋼材です。
名称からもわかるように、「鉄筋」より太くて丈夫な鋼材が「鉄骨」です。
RC造やSRC造とは・・・?
RC造は鉄筋コンクリート造のことであり、SRC造とは鉄筋鉄骨コンクリート造の建造物のことです。RC造は、圧縮率に強いコンクリートと「鉄筋」を組み合わせた建造物で、木造より耐久性、耐火性、耐震性、防音性に優れており、中高層マンションなどに使用されています。
SRC造は、「鉄筋」とコンクリートに加えて、「鉄骨」を用いた建造物です。
「鉄骨」を用いることで、RC造よりさらに耐久性、耐震性が増すため、主に高層マンションなどに使用されています。
RC造は比較的自由な間取りで建てやすいという点、またコスト面ではSRC造より安く費用を抑えられるという点がメリットとして挙げられます。
「鉄筋」も「鉄骨」も建物の強度を守るという役目を担っているところは同じです。
場所打ち杭
当社では、主に場所打ち杭を採用し施工を行っております。
場所打ち杭とは、現場で造成する鉄筋コンクリートの杭です。
既製杭は、すでに工場で造られた杭を運搬車で運び、工事現場で設置するだけです。
一方、場所打ち杭は、地盤の掘削・鉄筋籠の配筋・建て込み・コンクリート打設の作業が必要です。
地盤を掘削し配筋やコンクリート打設を行うため、既製杭に比べて工期が長いですが、運搬の問題がなく、大きな径の杭とできます。